自己紹介。
はじめまして。
私は某高専に在籍し、3年生で辞めて大学進学に切り替え現在は理系の大学生として生活しています。
ではなぜ、私が高専を辞めたのか。
結論から言えば、、単位を落として4年生に進級ができなくなったからです。
その背景には、ただ単に頭が悪いから単位を落としたという訳ではなく、学習していることに対して「なぜそうなるのか」「どの事柄からその式が生まれるのか」といった原理を理解しようとしていたので、気づけばテスト1週間前、本番と来てしまい、結果としてこうなってしまった事実があります。
しかし、当時の高専の先生方へは過去問を丸暗記しろだの、とにかく過去問をやりなさいという原理よりもそればかり押し付けている印象があります。
勿論、段取りの良い人はそれで良いのですが、中々うまくいきません。
だから、学年が上がるにつれて留年したり途中でやめたりしてしまう人が毎年一定数います。
いくら高等教育機関でも、15歳から大量の課題やレポートを押し付けられているのでは、周りの仲間とのコミュニケーションをとる時間がなくなるため、将来実際に社会に出た時に人間性という面では大学出身の人と比べたら劣ると考えられます。
私は高専3年で辞めた後大手の予備校で基礎からやり直していたのですが、基礎の基礎がよく理解できていないためクラス授業に全然ついていけず、これはまずい…という状況下にいました。そのため、途中から個別指導に切り替えました。すると、スムーズに理解することができ、高専で理解できなかった分野も分かるようになってきました。
まとめると、どんなに難しい科目でも『基礎』をしっかり習得していないとクリアはできないと最近常に思っています。私にとって、高専から基礎をやり直すために受験という道に切り替えて本当に良かったです。